小説「BLUE SKY の神様へ」の誕生秘話



 そう、あれは私が小学校6年生の頃でした。
 その頃、わがクラスはポケモンブームで、いつもポケモンの話題で盛り上がっていました。
 そんな中、小学生向けの雑誌に「ポケモンデザイン!君の考えたポケモンがゲームにでる?」
 という記事を発見しました。
 是非とも投稿したかったのですが、締め切りが発見した日の3日前!
 ショックでしたね・・・。小学生の私には3日とはつい最近の出来事ですから。もう少し早く見ていればと考えましたね。
 今では3日前なんて過去の話です。
 そこで、私は自分で新しくポケモンを作り、漫画を描こうと考えたんです。
 馬鹿ですねえ。漫画をそう簡単に描けるはずもないのに。
 結局ポケモンは完成しましたが、漫画は描けず・・・。
 ならば文章にしてしまえばいいのだ!と私はペンをとりました。
 見事にポケモンだけが登場する作品・・・名前は忘れましたが・・・が完成しました。
 クラスのみんなの評判も良く、私は、「文章でこんなにも表現できるのか」と感激したのです。
 アニメ、漫画の世界にどっぷり沈んでいた私はここで初めてまじめに本を読もうと決心したのです。
 普通は「本を読む」→「小説を書く」と興味を持つはずですが、私は何故か反対に「小説を書く」→「本を読む」となったのでした。
 そんなある日、学校帰りに、自分の家の目の前の坂を登っていると、「こんどは人の話を書きたい」と思ったのです。
 何で急に思ったのでしょう・・・しかも家の前で。
 そこから「天使が人間界の秩序を守るために仕事をしていく」というストーリーを考え(今、このストーリーを改めて考え、製作中です)頭の中で永遠と悩んでいきます。
 月日は経ち、中学2年生。頭の中で考えていた内容は突然「主人公の天使が天界に帰ったらどうなるんだろう」という新たな発展を遂げていました。
 最初の話はどこへ?
 そして、そんな内容を考えていると友人に話すと「読みたい!」と半強引にノートに書かされ、綴った、これが「ブルスカ」の原点です。
よく考えると、友人の一言がなかったらここまでこず、きっと頭の中で思い出の一ページになってたでしょうね。
 しかも最初の書き物が同人とは・・・いやはや。
 そこからブルスカは大きく発展したのです。
 っとまあここからはまたお話することにしましょう。
 


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